歴史ある信仰の地で今は観光スポットとしても名高き大山阿夫利神社

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歴史ある信仰の地で今は観光スポットとしても名高き大山阿夫利神社

神奈川県北西部を占める丹沢山地
その東南部、神奈川県のほぼ中央部にあって関東平野南部を見下ろすひときわ高くそびえる山。
それが、標高1252mの大山です。

大山は、直接相模湾に面することもあって雲のかかることの多い山として知られ、かつては雨降山とも呼ばれていました。

その恵まれた水と歴代に渡る山林保護の結果、都会に近いにもかかわらず、モミなどの大木が生い茂るうっそうとした自然林が今なお残され、とくに保存状態の良い南東斜面一帯の森林は、神奈川県の天然記念物にも指定されているほどの山です。

この自然豊かな大山の南斜面を占めるのが、大山阿夫利(あふり)神社です。

阿夫利神社は2千2百年以上前に創建されたと伝えられており、武家政権を樹立した源頼朝を初め、北条家や徳川将軍家からも手厚い保護を受けてきた社です。ただし、明治期に神仏分離令により分離された大山寺も当時は神仏習合で同じ組織体になっていました。

阿夫利神社は、時の権力者の保護を受けていただけではありません。大山は古くから民間信仰、山岳信仰の地としても名高く、霊山大山への「大山詣り」のための大山講が関東に広く分布し、多数の民衆がそれに参加していました。

今に残る大山講と「大山詣り」は往時の民間信仰の隆盛を物語っていますが、この「大山詣り」は、平成28年に歴史ある民間行事として日本遺産にも認定されています。

さて観光スポットしての”大山阿夫利神社”は大山全体に渡って分布しています。

小田急線伊勢原駅から大山行きのバスで行った場合、終点の大山ケーブルバス停でおります。ですが、時間のある人や全体的な雰囲気に浸りたい人は、バス停「大山」で途中下車してそこから歩くのも良いです。

終点で降りると、バス停の名前とは裏腹に、その場所にはケーブルの駅はありません。バス停からケーブル駅までしばらく歩くことになりますが、途中は、大山名物の土産物店や、休憩所、旅館などが立ち並ぶこま参道を通ります。行きか帰りにお土産でも買いながらここで一休憩入れるのも良いものです。

こま通りを抜けて少し行くと、大山ケーブルカーの「大山ケーブル駅」が現れます。

時間や体力の心配な人は、ここからケーブルに乗ってしまえば、眺めを楽しみながら、一気に阿夫利神社下社まで行くことができます。なお大山寺にも参拝したい人は途中下車となります。

ケーブルに乗らずにそのまま歩いて行く人は、その近くから好みのルートを選んで、さらに進むことになります。女坂を選んで途中大山寺に立ち寄ったりしながらの林内のちょっとした楽しい散策も行えますし、男坂を選んで少々きつい山登りに入ることもできます。

1、2時間かけて道を進めば、とにもかくにも標高約700mに位置する阿夫利神社下社にでます。立派な神社や神社本庁が立ち並ぶ場所です。神社建物としては下社ということになりますが、ここが阿夫利神社観光の中心地となります。また大木に囲まれながら、ゆっくり休憩することができます。

ここで休憩を取ったりお昼にしたりして、残りの時間は下山につかっても、阿夫利神社観光は十分達成したことになるでしょう。

ですが、時間と体力があれば、さらに、頂上にある阿夫利神社本社まで足を延ばしてみましょう。下社からは、歩いて1時間半から2時間程度で到着します。道は少々きついですが、良い山登り体験になります。

霊山「大山阿夫利神社」参拝とパワースポット温泉

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